No.383 「ハッスル・エイド2009」さよなら高田総統/ブッチャー&シンが大暴れ。

ハッスルエンターテインメント
「ハッスル・エイド2009」
2009年7月26日 東京・両国国技館
同行者=千里眼

【第4ハッスル・ブッチャー、シンvsRG、HG】
個人的にはこの日のメインエベント。
伝説の「8・26」でファン投票1位を獲得、
馬場、猪木のBI砲と歴史的大試合を行なった地上最凶悪コンビが時空を超えて復活!

「8・26」を生観戦したおいらとしてはこの試合を見ずにはいられない。
試合前、VTRで「手荷物はしっかりとお持ち下さい」「危険ですから決してシンと目を合わせないで下さい」
「本当に危険ですから注意してください」などとすでに場外戦を示唆するような呼びかけが(笑)。
入場曲は「サーベル・タイガー」と「吹けよ風、呼べよ嵐」の合体曲。
舞台から島田マネジャーとブッチャーが登場、ブッチャー、昨年、一昨年全日本で見たときよりさらにヨボヨボ感が強い。
すると舞台ではなく客席からシンが登場!観客席を蹴散らして大暴れ!
おっかないシンは健在だ!
ブッチャーがRGを、シンが場外でHGをいたぶる。
RG早くも出血、HGはマスクを脱がされコードで首を絞められる。
ブッチャーRGにフォークで攻撃、シンもシューズから「細長い凶器」を出してHGを流血させる。
HG、RGともダウン、グロッキー状態。HG、エルボー攻撃もあまり通じず。



HGがブッチャーに捕まり、シンが凶器を持って突進!
しかし寸でのところでHGがかわしたためシンがブッチャーを誤爆。
最凶悪コンビに不穏な雰囲気が。



しかしシンはRGにブレンバスター、ブッチャーRGの口の中にフォークを入れての攻撃。



シンがRGにコブラクロー、さらにRGを羽交い絞めにしたらブッチャーが凶器で突進。
しかしまたも誤爆!倒れるシン、そこにRGが押さえ込み、カウント3が入っちゃった!
何と最弱芸人がシンからフォール勝ち!
このあとシンとブッチャーは仲間割れ。
シンがストンピングでブッチャーを踏みまくる。



シン噛みつき、ブッチャー地獄突きで仲間割れはいつしか場外へ。
HGとRGがふらふらで舞台に立ち、HGがマイク。
「おい、じじい!暴れてるんじゃねえ、終わったんだ、とっとと帰れ、
内容はどうあれ、一芸人がレジェンドからフォール取ったぞ」
・・・などとまくしたてていましたが、
主役は完全に場外乱闘の二人。
だれもHGのセリフなんか真に受けてません。
ひたすら場外で暴れ周り客をヒートアップさせるタイガー・ジェット・シン。
ピンフォールは渡したけど客の目はシンに釘付け。
最凶悪コンビがお笑い芸人にフォール負けしたってのはサプライズだったけど、
そういうサプライズを受け入れるシンって人は意外に人格者、
っていうか大人なのかも知れないと感じた。
負けましたがインパクトはもう凄いもので、見てうれしかった。
ただシンはまだまだ元気だけど、ブッチャーは見るたびによぼよぼ感が増していくような感じで
これ以後はリングで見られるのはそう多くないかも知れない。

【メーンハッスル・エスペランサー・ザ・ゴッドvsマグナムTOKYO】
試合前のVTRで高田総統はこれまでのモンスター軍の不甲斐なさを嘆き、
ここに高田モンスター軍の解散を宣言する。
マグナムはダンサーが先導しての派手な入場。
エスペランサーはやっぱり高田の曲(ロッキー4の「トレーニング・モンタージュ」)で入場。
試合は延々と重低音のBGMが流れる中行なわれ、エスペランサーはあまり動かない、無表情。
からだかちかち。高田腰とか体悪いのかって感じ。
ローキックでマグナムがものすごく吹っ飛んだり、片手での首絞めがすごい怪力だったり。
そうこうするうち「ビターン」が発射され、舞台の一部から火花が。
マグナム何も出来ずに5分が経過。スローテンポな試合。
エスペランサーが再びビターンをやろうとした時、起き上がったマグナムが
エスペランサーの右手を取ってエスペに向けると、ビターンがエスペ自身に命中、エスペダウン。
そこにコーナーに上がったマグナムがムーンソルトプレスを仕掛けフォール勝ち。
マグナム大金星、総統の化身を破った。って試合は随分あっけない。


↑敗北したエスペランサー・ザ・ゴッド。

ハッスル軍が喜ぶ中、場内が暗転し、バッハの「トッカーターとフーガ ニ短調」が途中の部分からかかる。
すると舞台の花道に蝋燭の灯が燈り、舞台が白煙に包まれ、
黒い頭巾の不気味な男達の集団が現れる。
エスペランサーはゆっくりと起き上がり、花道を歩き、白煙の中に消えていった。
スクリーンには高田総統の名?場面が映され、悲しげなアレンジの「威風堂々」で高田総統の終焉を思わせる・・・。

やや拍子抜け気味のハッスル軍が「我々の革命が成就した」と喜ぶと、
マグナムは「勝った気がしねえよ、怖かった」
天龍が「お前より強い男は世の中にゴマンといるよ。自分の弱さを知ってこそ男だよ」とねぎらう。
越中が「お前、本当の侍だよ。今日からマグナムTOKYOじゃなくってサムライTOKYOだよ」
ケツおやじ、ややトンチンカン。

TAJIRI「じゃあ次回の後楽園大会からは我々がしきっていんですかね?でも今からじゃ準備が・・・」
RG「俺ギャグ100連発やりますから!傷は固まってないけど血、流しながらギャグ100連発」
HG「お前ギャグ2つしか持ってないじゃないかよ、あそれ帰れっ、帰れっ」
その時、「待ちたまえ!」の声と同時に「威風堂々」がかかり・・・。


高田総統がピンピンして登場。
しかし総統は「私は君たちと戦うためにここに来たのではない。
私が出来ることは全てやり尽くした。
ハッスル軍と抗争してきたのも、
私がいなくなったあとでもハッスルを任せられる、
強いリーダーシップを持った後継者を探していたからだ」と発言。
そして総統は「そしてついに見つけた、マグナム君、きみの事だよ」

総統がマグナムを後継者に指名!
マグナムは「俺はあんたのこと嫌いじゃないよ。初めてあんたと戦って、心の底からすげえと思ったよ」
と、総統と握手、リングに招き入れる。



総統、リングインしてハッスル軍たちと歴史的握手。
その時、場内が暗転して、ピンクと銀のド派手なコスチュームの男が登場。
「ハッスルの皆様、暑中お見舞い申し上げます。
ハッスルを破壊しに参りました、キングRIKIと申します。どうかお見知りおきを」

マグナムが「土足で入ってくるんじゃねえよ!」とすごむと、
キングRIKIは殊勝に「ここは土足厳禁でございますか・・・どうもすいやせん」
と言いながらも「カ――、ぺッ!」とつばを吐くポーズで「あいにくですがあなたに用はございやせん」
マグナムを無視。マグナムが怒ってRIKIに向かっていこうとするが、
総統が「マグナム君、ここは私に任せたまえ」と言ってキングRIKIと対峙。



「全知全能とあなたは申しておりましたが、大したことはない、むしろ弱い」とキングRIKIは総統を挑発。
総統がビターンを発射するより速く?キングRIKIの「紅のバックファイアー」が炸裂し、胸から火花を出して総統倒れる。
「どうしても、というのでお中元をお見舞いさせていただきました。
次にお目にかかれるのは秋・・・そう、秋の声が聞こえる時でしょう」
と言って去るキングRIKI。
総統を助け起こすマグナム。
「大丈夫だよー」よろよろと起き上がる総統。
「マグナム、今こそハッスルするんだ、ハッスルよ永遠なれ!」
と言い残すと花火炸裂、奈落の底に去る総統。今度こそ最後。

モンスター軍が解散したと思ったら今度はキングRIKI軍?との対戦が秋からスタートしそうな気配のハッスル軍。
高田総統の意思を継ぎ、決意も新たなハッスルポーズで締め。


・・・と書くとドラマティックな総統さよなら大会だったが、
最後の試合とエンディングはもうプロレスを通り越して大掛かりな演劇、ヒーローショーと大差ないね。
でもそれを言ってはWWEのアンダーテイカーが楽しめなくなっちゃうし。
ちょっと離れた席の親子連れでは子供が高田総統最後のシーンで泣いちゃってた。
子供の心に訴えるものを造ったということならこのショーもまんざらではないはず。
子供にごまかしは効かないから。
でもレスリング的な要素は少ないね、むしろ弱い。
特撮ありのライブショーとするなら・・・。

【第3ハッスル・モンスターランブル】
モンスター軍の選抜された?モンスターによるロイヤル・ランブルスタイルのバトルロイヤル。
ルールは最初に二人がリングインして試合開始、
その後は30秒ごとに一人ずつ参加していく。
オーヴァー・ザ・トップロープ、フォールなどにより退場して行き
最後に残ったモンスターが優勝。

最初は・・・浅香唯の「Cガール」からのコラボ(何気に「死亡遊戯」も入ってる)入場曲でモンスター℃が入場。
リングインするなり得意のポーズ「C!」
次に入場したのが・・・パンチ・ド・C(笑)。
二人揃って客席に「C!」のパフォーマンス。
C同士だから、ぜんぜん戦ってない(笑)。
そんなことしてたら最初のカウントダウンが始まっちゃった・・・。

 ←「C!」パフォーマンスするモンスター℃とパンチ・ド・C。

登場したのはニセHG。
腰振りダンスや「フォー」を披露、って三人揃ってもパフォーマンス合戦ばっかりで全然試合してない。

次のカウントダウンの後、曲は「パワーホール」、長州かが入場。
蚊のマスクにTシャツ「カッカしてないですよ」とプリントしてある。
ラリアート連発からサソリ(やっと試合らしくなる)、動きは確かに御小に似てる(笑)。
三人がリング中央で、長州かがコーナーで両手でロープ持って待機してるシーンなどは芸が細かい。

次のカウントダウンで入ってきたのは人狼。
狼男だから入場するなり一人ずつ噛みつき。
しかしニセHGが人狼をオーヴァー・ザ・トップロープで葬り、ようやく退場者。

続いてキダ・タ・ロー2009が登場。指揮棒振りながら危ないムーブ。
入場した途端に全員に押さえ込まれ秒殺フォール。
行きと同じようなムーブで退場してゆく。

次に赤鬼蜘蛛が入場、蜘蛛の糸を投げつけ℃を落とそうとするが失敗。

最後に“]”とされていた恐・イタコが橋本真也の「爆勝宣言」で入場。
橋本が憑依している?のか水面蹴りなどを披露。
長州かと向き合って「コラコラ問答」。
長州かがバックドロップ、
しかしイタコが延髄斬りからDDTで因縁の御小をフォール(笑)。
橋本の憑依が解けたか、イタコは(邪魔にならないように)コーナー際まで行って倒れ動かなくなる。

℃とパンチ、ニセHGがパフォーマンス合戦してると風が吹くような効果音で
イタコが立ち上がりリング中央で祈るようなポーズ、すると「J」がかかりJ.鶴田が憑依。
ジャンピングニーアタックからコーナーに登って「オー」連発。結構似てる。
その後パンチを馬場に見立てたか、ニセHGをロープに振って肩組んで師弟コンビのダブルキック。
そしてヘソで投げるバックドロップを披露、
フォールの形は「ルー・テーズが鶴田に伝授した」マウントからがっちり肩押さえつける鉄人フォール、芸が細かい(笑)。
これでニセHGが退場。

再び憑依が解けたイタコが(邪魔にならないように)コーナー際で動かなくなったので
℃とパンチは赤鬼蜘蛛を二人懸かりで攻撃。
足を固めて首を固定して反転させ、赤鬼蜘蛛を「C」の形にさせる。
勢いをつけて蜘蛛の上体を何回も反らせるもんだから客席から自然と「C!」コールが(笑)。

すると再びイタコが起き上がる、またどなたかが憑依したようだ・・・。
今までの憑依は、亡くなったレスラーだったから、まさか・・・いやそれはヤバ・・・。
と、場内に鳴り響いた曲はスパ「スリラー」!
M.ジャクソンが憑依したイタコはリング中央でお化けの手の振りのスリラーダンス。
よく見たら他のモンスターもスリラーダンス、レフェリーまで踊ってる!
しかしイタコ、曲が決まってポーズつけたところで担がれてオーヴァー・ザ・トップロープ。
この辺で充分というところか。これ以上の憑依が出たらシャレにならなかったかも。

さて!残ったのは℃、パンチ、蜘蛛の三名。
℃とパンチは仲間だから、蜘蛛が圧倒的に不利。
℃とパンチはひとしきり蜘蛛を痛めつけた後、とどめとばかり。
パンチが℃にコーナーに上がって(飛び降りて)とどめを刺すように指示。
コーナー上に登る℃。しかしパンチの蜘蛛への攻撃が長引いて、℃が落下技を出せない。
コーナー上で待ちぼうけの℃(笑)。
ついに℃、コーナーから降りてパンチに抗議。
パンチ「あ、そうか」って感じで℃に謝罪。
で、もう一度蜘蛛を痛めつけてから再びパンチが℃にコーナー上を指示。
再びコーナー上に登った℃だが、先程とおんなじシーンが現出され、再び℃はコーナー上で待ちぼうけ。

またしても抗議の℃。パンチまた謝罪して今度こそ℃がコーナー上からミサイルキック。
しかしこれを自爆した℃をパンチが押さえ込もうとする。
パンチのフォールをクリアして怒る℃、ついに仲間割れ。
しかし、そこに蜘蛛がコーナー上に登って蜘蛛の糸発射!
℃とパンチ、二人とも糸で絡め取られ、さらに蜘蛛がダイブしてクルスフィックホールドで同時に二人を押さえ込む。
フォールが成り、赤鬼蜘蛛がモンスターランブル優勝!
仲間割れをしながら退場してゆく℃とパンチ。

意外にもなかなか練れた試合に笑った笑った。
長州か、恐・イタコのモノマネも細かい特徴をつかんでいるし芸が細かい。
イタコ鶴田の、バックドロップからのフォールの形などは見過ごされがちだが
その細かいこだわりに逆に感心させられた(笑)。
それにこの後の試合が「ブッチャー、シンの仲間割れ」で終わったことを考えると、
℃とパンチの結末が「次の試合もコレ(仲間割れ)で行きますよ〜」と暗示していた可能性もある。
もし作り手側が意識的にそういう流れを作っていたとしたら、その錬度には脱帽せざるを得ない。
もはや戦いを見せるプロレスとは別個のライブショーとして認知、と考える。

【セミハッスル・ボノくん、天龍vsアルマ、ゲドン】
控室のVTR。数日前から眠り続けるボノくん。
KGちゃんが「キャプテン、起きて下さい!」と起こしても
全く起きようとしない。
試合時間が近づいてきた。
天龍が現れて「寝る子は育つというからな」
KGちゃん「もう充分育ってますよー」
天龍「寝させたいなら寝かしてけばいいさ、俺が一人でやってやる」と気合を見せると場内から拍手が。

天龍、一人で入場してゴング前にペットボトルの水をひっかける。
相手はアルマとゲドン、二人合わせてアルマゲドンだがどっちがアルマでどっちがゲドンか区別つかない。
おや、エスコート役は銀のロングドレスのフランソワーズ、まだ残ってたか。コラ、露出度が少ないぞ。
天龍、ハンディキャップマッチの様相で善戦するがダブルのブレンバスターを受けて次第に劣勢。
その時、VTRの眠っているボノくんに変化が。
ボノくんの夢?の中にグレート・ムタが現れ、「息子ヨ、覚醒セヨ」とメッセージ。
するとボノくん目を覚まして起き上がる。目がキラリと光って(まるでマンガだ)・・・。



「ゴーン・・・」不気味な鐘の音、舞台からグレート・ボノが登場。
ムタそっくりのコスチュームから覆面を取るとこれまた新日時代のムタのようなペイント。



ボノ、リングインすると相手二人にラリアット、コーナーに詰めてボディアタック。
相手の一人(どっち?)を場外に落とす。
するとフランソワーズがリングに入って味方を援護、ぺちぺちとボノの背中を叩く。
ボノ振り向いてフランソワーズを威嚇すると、毒霧を顔射!



たまらず場外におっこちるフランソワーズ。
ボノ、相手(どっち?)を捕まえるとボディスラム、エルボードロップからブレンバスターで料理。
フランソワーズはまた担がれて退場。

ハッスル軍がリングイン。
TAJIRI「いやー、随分顔つきも変わりましたが、強くなりましたねー」
天龍「これで一人前の男になったってことさ」
TAJIRI「これでハッスル軍も天下無敵ですね」
しかしボノはハッスル軍と交わろうとせず、背を向けて去ってゆく。
舞台はスモークが出て魔界の扉が開き、ボノは父探しの旅へと魔界に去っていった。

これでムタとインリンの間に生まれたボノのストーリーは終わったということだろう。
しかし下穿きがゆるそうな曙は時々下穿きを引き上げてやりづらそうだった(笑)。
コス、毒霧も赤系でこの日はリングもオレンジで同系色だったので色彩効果がいまいちだったことも付け加えよう。

【第2ハッスル・“モンスターK”川田、アン・ジョーvs坂田、小路】
元・全日、Uインターvsリングス、プライド(笑)。
こう書いてみると豪華なんだが。
ハッスル軍を離脱した元エース坂田と、モンスター軍を離脱した元二等兵の小路がなぜかコンビを組んでハッスル軍と対峙。
試合は中盤アン・ジョーが坂田とグランドでのバックの取り合いなどを見せ、意外にもレスリング的試合を見せる。
川田のストレッチ・プラムとアン・ジョーのグランドクロス(変形4の字固め)の同時炸裂などもいい絵。



試合は途中小路が捕まってる時間が長かったが
反撃して見事に小路逆転勝ち。
坂田「小路、今日も大逆転だ。日本を変えるのは自○党でも社○党でもない、この俺たちだ」
小路「坂田さん、天下取りましょう」
・・・軸ストーリーに絡んでこないこのチームには「今日でハッスルは終わりかも」ってことが全然関係なかった?

【オープニング〜第1ハッスル】
まんずナビゲーターの男女が出てきて、拍手とブーイングの「練習」を観客にさせる。
「モンスター軍が悪いことをしたり、RGさんのギャグがつまらなかった時はこういうふうにブーイングをしましょう」
それから総統コールの練習とか・・・。
まあ「観客参加型イベント」だからだそうだけど、こういうのって自然発生的に客席から湧いてくると考えていたので
客に練習させる、ってのはちょっと驚き。脇にADとかいてブーイングの時に合図したりとかしたらもっと驚きですが。

「高田総統がいなくなって、4日後の後楽園どうすんの?」
「大一番なのに全カード発表が5日前だしさあ」
「どっかのエロテロリストとは裁判中だしさあ」
などとナレーションの後、「威風堂々」で高田総統が一人で登場。
総統コールが場内に響く。総統、ステップを披露。
高田総統「ありがと・・・もういいよ。こっちとこっちで(コールが)合ってないんだよ」
などとのっけからギャグ飛ばす。
「我こそがハッスルの偉大なる支配者、高田だ!
と挨拶するのも今夜が最後」と言うと
客が「えー」。
総統「暑いよね、これ、冬物だよ」
お召し物は冬物だそう。
総統「通気性ゼロだよ!おい!とうとう最後まで夏物用意してくれなかったな!
経費を削りやがって、こ〜のやろ〜〜!」
「こ〜のやろ〜」が出ました。
総統「これも今夜が最後だ、悔いのないように思いっきりハッスルするのだ!」
と開会宣言して去る。

第1ハッスルの前のVTRは“ケツおやじ”越中。
「夏といえば海!海といえばスイカ割り」なぜか都会のど真ん中で目隠しされてスイカ割りやってる越中。

試合は大原がケツの挑発をすると越中出てきてケツ攻撃。
KGにもケツ攻撃を指示するが乙女のKGちゃんはケツ攻撃が出来ない。
ピエロが出てきて可愛くKGに握手を求める。
幻惑されるKG。「(握手)やめろやめろ!」控えの越中とTAJIRI。
でも握手しちゃったKGちゃんにピエロ、キック攻撃。
同じ場面でピエロが動くと、KGちゃんも同じ動き。
しかし今度はKGちゃんがキックで逆襲。
越中、再びKGちゃんにケツ攻撃を指示、しかし出来ないKGちゃん。
しかし越中は日の丸の鉢巻を渡すと、KGちゃんそれを頭に巻き、変身したようにコーナー上からヒップアタック敢行。
最後はTAJIRIのバズソーキックでピエロにフォール勝ち。
越中、マイクで「今年の夏は、ケツ、ケツ、ケツだーっ!」意味不明。

さて4日後の後楽園大会ではマグナムがハッスル軍解散宣言。
ここにハッスル軍、モンスター軍とも解散となり、今後がどうなるか予測もつかない。
TAJIRIは新日本に乱入してG1クライマックス出場するらしいので、秋までハッスルは夏休み?
高田、曙はあの去り方ではもう登場しないのだろう。
曙はともかく、高田は残念。
「総統」というキャラはパーフェクトな出来で、格闘技戦、タレントとの結婚、新団体旗揚げ、選挙と
アントニオ猪木の二番煎じ的なパフォーマンスが続いていた高田が唯一猪木越えをした「別人格」。
試合数は少ないが存在感はありギャグは面白く、ストーリーの中心にいて、
彼の存在こそがハッスルそのもの
ハッスル成功の最大のベースだったのではないか、と考える。
下衆なチンピラ言葉で喋るキングRIKIが、
尊大な態度の中にギャグを効かせる高田総統の後継としてヒールのボスと成り得るかどうか。
思えば総統の中身は、高田だったからこそあの面白さが出たのではないだろうか。
PRIDEでシリアスな統括本部長という「役」をやっていたからこその逆説的なキャラクター。
その高田が離脱したあと、どうなるハッスル?

ちなみに4日後の後楽園ではHGがかかとの骨を骨折、またまた不安要素が。
26日の仲間割れからすぐに発表されたシン対ブッチャー戦は、
両者が一度もリングに上がらないまま場外乱闘を繰り広げ両者反則とか。

(09.0727-0802)

「ハッスル・エイド2009」
2009年7月26日 東京・両国国技館
観衆8126人(満員=主催者発表)

1.第1ハッスル(時間無制限1本勝負)
○TAJIRI、越中詩郎、KG(片エビ固め、12:48)REY大原、スペル・ウイルス、ザ・デビル・ピエロ●
*バズソーキック。

2.第2ハッスル(時間無制限1本勝負)
○小路晃、坂田亘(片エビ固め、17:12)“モンスターK”川田利明、アン・ジョー司令長官●
*パワースラム気味の腰投げ。

3.第3ハッスル
夏休み特別企画!モンスターランブル(時間無制限)

出場モンスター(登場順)
1.ザ・モンスター℃
2.パンチ・ド・C
3.ニセHG
4.長州か
5.人狼
6.キダ・タ・ロー2009
7.赤鬼蜘蛛
8.恐・イタコ

(退場順)
1.●人狼(ニセHGにオーヴァー・ザ・トップロープ)
2.●キダ・タ・ロー2009(全員でフォール、秒殺)
3.●長州か(橋本真也が憑依した恐・イタコのDDTで片エビ固め)
4.●ニセHG(J.鶴田が憑依した恐・イタコのバックドロップから鉄人フォール)
5.●恐・イタコ(M.ジャクソンが憑依してポーズを決めたところで投げられオーヴァー・ザ・トップロープ)
決勝:○赤鬼蜘蛛(ダブルフォール、15:42)ザ・モンスター℃●、パンチ・ド・C●
*蜘蛛絡みから二人同時のクルスフィックホールド。

4.第4ハッスル(時間無制限1本勝負)
○RG、HG(体固め、7:35)アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シン●
*ブッチャーがシンに凶器突き誤爆でシンがダウンしたところをRGが押さえ込む。

5.セミハッスル(時間無制限1本勝負)
○ボノくん(=ザ・グレート・ボノ)、天龍源一郎(体固め、7:58)アルマ、ゲドン●
*ブレンバスター。

6.メーンハッスル(時間無制限1本勝負)
○マグナムTOKYO(エビ固め、7:58)エスペランサー・ザ・ゴッド●
*AVスタープレス。

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