No.424 愛川ゆず季、栗原あゆみとの対戦。「ゆずポン祭3」

「ゆずポン祭3」〜ゆずポンバースディ前夜祭〜
2011年5月15日 新木場1stRING
同行者=なし

オープニングのダンスで途中からゆずポンが登場。



ダンスの後ゆずポンがしゃべって今回のゆずポン祭からゆずポン自身がプロデュースすると説明。
メインのカード以外全然予備知識なしで行ったのだが、試合は3試合。
ゆずポン祭はかつてのUWF並みに1試合当たりの単価が高い(笑)。

【メイン・愛川ゆず季vs栗原あゆみ】
栗原は怪我で欠場していたりでNEOで見た後中々再見する機会がなかったんですが
NEO最終興行でシングル2冠を田村様から奪取したり、アメリカ遠征をしたり、東スポの1面を飾ったりでその後も活躍していた。
これはある意味ドリームカードですね、おいらにとっては。
栗原は赤、愛川はピンクと黒のコスチューム。
紙テープは栗原が赤と青、愛川は黄色。お互い姿が見えなくなるぐらいの量。



愛川、「よろしくお願いします」と栗原と握手。
開始直後、愛川キックで牽制。
再度のキックを栗原足を取ってエルボーを落とす。
アイリッシュ・ホイップの応酬。
愛川、キック連発から首4の字、さらに回転。
栗原、裏返して頭を抜き脱出、逆にレッグロック。
栗原、ストンピングから愛川の髪をねじって絞り上げての髪フライングメイヤー。
栗原、キャメルクラッチからレッグロック、ロープブレイク。5分経過。



愛川、ドロップキック連発から卍固め。栗原ほどいて卍で返す。腕のロックが加わった変形の卍固め。



愛川はずしてキック。
栗原、愛川をコーナーに釘付けにしてのジャンピングニー、さらにランニングニー。
栗原ミサイルキック、カウント2。
栗原コーナー上に登る。愛川が蹴り落とそうとキックをするも栗原足をキャッチしてアンクルホールド。



栗原さらにグランドでアキレス腱固め。
スタンドになって愛川キック。エルボー合戦、10分経過。



愛川、足へのドロップキック。さらにロー、ハイ、カカト落とし。押え込むがカウント2。
栗原ドロップキック、愛川場外に落ちる。カウント18で生還。
栗原ジャーマン、カウント2。
栗原ロープワークからエルボー。さらにドロップキック、これを愛川がかわしてテイクダウン体勢の栗原にキック(顔面?)。
愛川のカカト落とし、栗原かわして場外に落とす。栗原ダイブしてボディアタック。15分経過。
リングに戻って愛川キックからSTF。ロープブレイク。
栗原エグい角度の逆片エビ固め。愛川ロープに逃げる。
愛川ラ・マヒストラル。カウント2。さらにフィッシャーマンズスープレックス。これも2。
栗原さらにジャーマン、これも2。残り1分。
栗原ミサイルキック、愛川シャイニングウイザード。しかし時間切れ。

試合終わればノーサイドでハグ。
次の日が28歳の誕生日ということでバースデーケーキも登場。
記念撮影で締め。



まあ試合は20分1本勝負ってことで
まず時間切れになって決着がつかないな、と想定され
それからまだ愛川が実質20分持つまでの技というか芸というか、懐がない、って感じで
スタミナなどは栗原が圧していたのは明白。
まあ、だけど、必ずしも決着がつかなくても、いいじゃないですか。
愛川は栗原をリスペクトしたようなマイクで「栗原選手が女子プロレスの中心選手だという事がわかりました」
「もう一度戦いたいです」「できればタッグも組みたい」。
現在の自分の実力、立ち位置を理解しているようで、これは気持ちいい。
だけどこの愛川の、デビュー戦もそうだったけど一生懸命さは胸を打つ。
表現者としての可能性が感じられる。
今後も応援したくなってしまう。

それからロープブレイクの時のロープの掴み方なんだけど、
普通はまあ、ぐっとばかりに握りますわなあ。
ところがゆずポンは指を小指から少しずつ動かして「指の動作」を見せる。
そういう工夫だけで観客の視線がロープを握ろうとする手に集中する。
研究してるんだなあ、って思いました。
指クネらせると、エロいってこともあるけど。

【第1試合】
まあこの世界にそういうホモをネタにしている男色ディーノっていうのがいる、ってのは知っていたんですがね。
まさか実際に見るとは思いませんでした(メイン以外のカード知らなかった)。
入場すると客に抱きつきしながら移動。
パートナーのマイケルってのも試合中にタイツ脱いでサポーターだけで試合したり、
下ネタだらけの試合ってのはちょっと閉口しました。


↑この体勢から突進して顔をケツにつける。

【第2試合】
3WAY戦ですがほとんど極太とその他2人のハンディキャップマッチみたいな展開。
極太は白のコスチュームでしたが、すこし痩せましたね。
その分スピードは増したような感じがしますが今度は迫力が落ちる感じがする。
まあできれば少しシェイプアップした方がいいのでしょうがね。



試合は若手2人に↑それなりにやらせておいて、
最後は2人重ねて同時にナガタロックみたいな感じで締めあげてギブアップさせ貫録の勝利。
雰囲気からして同時ギブアップのような感じ。

('11.0515)

ゆずポンの大きい写真はこちら→ ブログに移動します。(1) (2)

ゆずポン祭実行委員会「ゆずポン祭3」〜ゆずポンバースディ前夜祭〜
2011年5月15日 新木場1stRING
観客435人(札止め)

1.TKG48提供試合 30分1本勝負
○高木三四郎、澤宗紀(エビ固め、10:14)男色ディーノ、中澤マイケル●
*パワーボム。

2.スターダム提供試合 3WAYマッチ30分
○高橋奈苗(クロスフェイスで同時ギブアップ、11:41)須佐えり● 、星輝ありさ●

3.ゆずポン・バースデイ前夜祭ドリームマッチ 20分1本勝負
△愛川ゆず季(時間切れ引き分け)栗原あゆみ△



「ゆずポン祭(第1回・デビュー戦)」はこちら
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