ギガンティックシリーズ 酒井ゆうじ 造形コレクション ゴジラ1999 (ゴジラ2000 ミレニアム) 全長約700mm PVC製 塗装済み完成品フィギュア 一部組み立て式 新品価格 |
1992年東宝
監督:大河原孝夫
脚本:柏原寛司、三村渉
音楽:服部隆之
出演:村田雄浩、阿部寛、西田尚美、鈴木麻由、佐野史郎
<あらすじ>地震や台風のような自然災害と同じように認知された世界でのゴジラ。
数千年前に地球に飛来していた円盤が起動し戦いが始まる。
「VSデストロイア」でいったん終了しトライスター版「GODZILLA」が発表された後初めての日本側作品。
あらすじに記したようにゴジラの存在がかなり認知されている世界でのストーリーで、
政府の組織「危機管理情報局」やら民間の「ゴジラネット」などがGの出現に備えている。
ということではなっから緊張感まるでなし。
ストーリーも途中から円盤〜宇宙人が主役みたいだし。
白昼引きで河原でゴジラと風景をなじませる絵はよかったが、
その前の夜景のシーンで奥にゴジラを置いて手前に電線を張って立体感を見せたい映像、
あれ見たら平成ガメラ思い出しちゃって新鮮味なし。
「どうです、どうです、いい絵でしょう」って作り手の声が聞こえてくるような映像で興醒め。
ラスト近くで逃げずに「ゴージラー!」って叫びながら瓦礫の下になっちゃう阿部寛の行動も不可解。
最後に市街でゴジラが熱戦を吐いて映画は終わるんだけど、
なぜかゴジラは回りながら熱戦出して自分の周囲を火の海にして自分が火に取り囲まれる格好。意味不明。
音楽、ゴジラのライトモチーフもヘン。
「た〜ら〜ら〜 たららったららっ(デテテレテ) たららららら〜(デッテ!)」
最初が何だかコミカル。
その後取ってつけたような荘厳さ。
でもうわべは荘厳なメロディーだけど全然深みが感じられず
最初と最後がコミカルな展開なので緊張感なくて何表現したいんだかさっぱり。
俳優側も魅力的なキャスト、演技してる人は見つからないし、
全作品の中でもかなーりワーストの評価ですおいら的には。
まあ新しいゴジラのデザイン、トゲトゲが多くて背びれが鋭角、一番大きい背びれが剣のように尖ってる
(目玉は見る方向によっては黒目がちで可愛い)っていうのは斬新でしたが。
それで液体になって生きながらえていた宇宙人も、
初めて形になった時タコ型火星人スタイルだった、ってのも「なんだそりゃ?」って感じだったなあ。
(08.0531、2010.0119加筆)
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