記者会見から4日後の10月3日、全日本プロレスは大会開催準備委員5名の氏名を公表。
芳の里淳三(NWA委員)
八田一朗(日本アマレスリング協会会長)
高橋典義(東京スポーツ事業局長)
田鶴浜弘(プロレス解説者)
百田義浩(全日本プロレス取締役)
10月11日、オープン選手権大会参加資格基準が同大会開催準備委員会事務局から発表される。
オープン選手権大会参加資格
1.日本人選手
各団体の主力代表選手。
2.国外在住選手
A 当該選手が契約中プロモーターまたはNWA本部の推薦を必要とする。
B 当該選手が契約中のテリトリー及び、その他のテリトリーにおいて最近1ヶ月間以上にわたって現役活動を続けていること。
C 最近一年間のうちにNWAが認める各テリトリー認定チャンピオンベルトを保持した者及びそれに準じる者。
以上、各項の条件を満たす選手で、参加希望のある者はNWA本部(アマリロ・オフィス代行)で参加申し込みを受け付け
NWA、PWF、大会開催準備委員会が審査の上決定する。
同時にこの日、現NWA世界ジュニアヘビー級チャンピオンのヒロ・マツダが参加決定第1号であることが発表された。
10月13日、新日本プロレスが早々と不参加を表明。
不参加の理由:アントニオ猪木
「非常にいい企画だ。おやりなさい。
ウチにはウチの日程がある。
猪木-馬場戦が必ず実現するという保証があるなら、何をおいても出ようと思ったが、
漠然としたトーナメントに、テレビ局に不義理してまで、なんでオレが出なきゃいかんのか。
やりそうでやらないのが、全日本のやり方だから・・・。
シングルでの一騎討ちなら、いつでも出る」
10月18日、渡米する前の馬場と国際プロレスの吉原代表が会談、
国際勢参加の内意を告げる。
同日、韓国の金一道場興行で大木金太郎が参加の意思を表明。
10月30日、全日本プロレス蔵前国技館大会。
馬場対大木金太郎の特別試合の前に国際プロレスのR.木村、M.井上がリングに上がり
正式にオープン選手権参加を表明。
メインの鶴田対ブッチャー戦終了後に、木村とブッチャーが乱闘寸前。
11月4日、いよいよ国外在住選手の参加メンバーが発表された。
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