11月14日、ファン投票応募要項 11月26日、ファン投票(ランキング、“夢の対決”カード上位30組)結果、主要カードの発表



11月14日付け(13日発売)の東京スポーツでファン投票応募要項が掲載される。

【応募要項】
1.あなたが考える参加20選手のランキング(順位)を第1位から第20位まで書いてください。
2.このランキングをもとに、あなたが望む“夢の対決”カードを5組書き入れてください。
3.“夢の対決”カードは日本人同士、外国人同士でもかまいません。
*このファン投票をもとに順位奇数番の選手を東組、順位偶数番の選手を西組に配置し、
大会実行委員会がカード作成いたします。
応募者に対する賞品は高級時計(5名)、全日プロバスタオル(20名)、サイン入りブロマイド(50名)。


ファン投票は猪木が参加した場合は行われなかったのでは?
“夢の対決”第1位はどう考えても馬場-猪木になるからだ。


また11月14日から全日本プロレス創立3周年記念第2弾ジャイアント・シリーズが開幕、
このシリーズに参加したブッチャー(本シリーズより先のとがったいわゆる「凶器シューズ」を着用)、マードック、ローデス、マンテルは
オープン選手権には継続参加ということになる。

11月26日の事務局での記者会見でファン投票(ランキング、“夢の対決”カード上位30組)の結果と、
開催全12会場での主なカードが発表された。

ファン投票ランキング
[投票総数] 43,587通(うち、無効63通)
(得点)1位20点、2位19点・・・以下19位2点、20位1点として計算。

順位選手名得点所属・推薦者
1ジャイアント馬場827,133点全日本プロレス
2ドリー・ファンク・ジュニア773,971点NWA本部及びハーマン・ガスト(アマリロ)
3アブドーラ・ザ・ブッチャー718,168点ジム・バーネットNWA第1副会長(ジョージア州アトランタ)
4ハリー・レイス670,237点NWA本部及びボブ・ガイゲル(カンサスシチー)
5ジャンボ鶴田588,210点全日本プロレス
6ラッシャー木村569,034点国際プロレス
7大木金太郎547,294点大韓プロレス協会
8ホースト・ホフマン535,126点ボブ・ルース(イリノイ州シカゴ)、グスタフ・カイザー(西ドイツ)
9ダスティー・ローデス511,302点エディ・グラハム(フロリダ)、バーン・ガニア(ミネアポリス)
10バロン・フォン・ラシク445,983点ディック・アフィルス(インディアナポリス)、ブルーノ・サンマルチノ(ニューヨーク)
11ザ・デストロイヤー421,251点全日本プロレス
12ディック・マードック369,296点ジャック・アドキッセンNWA会長(テキサス州ダラス)
13ヒロ・マツダ350,264点NWA本部及びレロイ・マクガーク(オクラホマ州タルサ)
14ドン・レオ・ジョナサン343,536点ジン・キニスキー(カナダ・バンクーバー)、ドン・オーエン(オレゴン州)
15パット・オコーナー330,988点サム・マソニックNWA顧問(ミズーリ州セントルイス)
16ミスター・レスリング291,216点ジム・クロケット・ジュニア(ノースカロライナ州シャーロッテ)
17マイティ井上231,480点国際プロレス
18グレート草津227,219点国際プロレス
19ケン・マンテル215,112点リー・フィールズ(アラバマ州モービル)
20アントン・ヘーシンク178,480点全日本プロレス、ジャイアント馬場


ファンが選んだ夢の対決30傑

*対戦者ランクとは選手ランキングの各数字をあらわしたもの。○位-△位の意。
(差)はその通りランクの数字の差で、ランク上位対下位のカードを顕著に示すことができる。
夢の対決は11月28日付けの東京スポーツでは日本側が優先(カードの左)で記載されていたが今回はランクが上位の選手を左にしてみた。

順位対戦カード対戦者ランク(差)順位対戦カード対戦者ランク(差)
1G.馬場-J.鶴田1-5 (4)16A.T.ブッチャー-R.木村3-6 (3)
2D.F.ジュニア-A.T.ブッチャー2-3 (1)17R.木村-B.V.ラシク6-10 (4)
3G.馬場-R.木村1-6 (5)18G.馬場-H.ホフマン1-8 (7)
4A.T.ブッチャー-ザ・デストロイヤー3-11 (8)19D.F.ジュニア-J.鶴田2-5 (3)
5G.馬場-D.F.ジュニア1-2 (1)20D.L.ジョナサン-A.ヘーシンク14-20 (6)
6A.T.ブッチャー-大木3-6 (3)21ザ・デストロイヤー-M.レスリング11-16 (5)
7J.鶴田-M井上5-17 (12)22H.レイス-大木4-7 (3)
8G.馬場-H.レイス1-4 (3)23A.T.ブッチャー-H.レイス3-4 (1)
9D.F.ジュニア-H.レイス2-4 (2)24J.鶴田-H.マツダ5-13 (8)
10G.馬場-A.T.ブッチャー1-3 (2)25D.F.ジュニア-R.木村2-6 (4)
11ザ・デストロイヤー-G.草津11-18 (7)26A.T.ブッチャー-D.L.ジョナサン3-14 (11)
12J.鶴田-R.木村5-6 (1)27ザ・デストロイヤー-M井上11-17 (6)
13大木-D.マードック7-12 (5)28G.馬場-B.V.ラシク1-10 (9)
14H.マツダ-M井上13-17 (4)29H.レイス-D.ローデス4-9 (5)
15H.マツダ-P.オコーナー13-15 (2)30H.ホフマン-H.マツダ8-13 (5)


夢の対決第1位は馬場対鶴田の師弟初対決に決定した。
人気上位にはドリー対ブッチャー、馬場対ラッシャー木村など好カードが登場。
特筆すべきは鶴田対M井上、ランク差12の上位対下位でありながら夢の対決ランク7位。
また個人ランク10位以下同士のカードで夢の対決ランク最上位なのはデストロイヤー対草津の「4の字合戦」で11位。
この時期の全日本のファンがいかに新鮮なカードを渇望していたかという証明になりはしないか。
10月30日に蔵前国技館で行われたばかりの馬場対大木、ブッチャー対鶴田は上位30傑に入らず。
ローデスは9位とランキングの人気は高いが夢の対決ではやっと29位に一つだけというアンバランスさ、
何とヘーシンクの試合より下だ。
ランク19位のケン・マンテルは人気上位30傑に出現せず。

各会場主要カード

12月 6日(土)東京・足立区体育館
▽公式戦
D.F.ジュニア-A.T.ブッチャー
G.馬場-B.V.ラシク
M.井上-M.レスリング
A.ヘーシンク-D.L.ジョナサン
▽タッグマッチ
J.鶴田、ザ・デストロイヤー-D.マードック、H.ホフマン

12月 7日(日)埼玉・川越市民体育館
▽公式戦
D.F.ジュニア-H.レイス
G.馬場-D.ローデス
大木金太郎-D.マードック
ザ・デストロイヤー-M.レスリング
▽タッグマッチ
J.鶴田、G.草津-A.T.ブッチャー、D.L.ジョナサン

12月 8日(月)広島・呉市体育館
▽公式戦
大木金太郎-H.レイス
R.木村-B.V.ラシク
G.草津-A.T.ブッチャー
▽タッグマッチ
G.馬場、ザ・デストロイヤー-D.F.ジュニア、D.L.ジョナサン

12月 9日(火)福岡・九電記念体育館
▽公式戦
G.馬場-H.レイス
D.F.ジュニア-B.V.ラシク
G.草津-ザ・デストロイヤー
J.鶴田-H.ホフマン
▽タッグマッチ
R.木村、M.井上-A.T.ブッチャー、K.マンテル

12月10日(水)岐阜市民センター
▽公式戦
A.T.ブッチャー-H.レイス
J.鶴田-M井上
R.木村-D.L.ジョナサン
▽タッグマッチ
G.馬場、A.ヘーシンク-D.F.ジュニア、H.ホフマン

12月12日(金)鈴鹿市立体育館
▽公式戦
G.馬場-D.F.ジュニア
J.鶴田-H.マツダ
H.ホフマン-P.オコーナー
▽タッグマッチ
R.木村、ザ・デストロイヤー-A.T.ブッチャー、D.マードック

12月13日(土)福井市体育館
▽公式戦
G.馬場-A.T.ブッチャー
J.鶴田-R.木村
M.井上-P.オコーナー
▽タッグマッチ
H.マツダ、G.草津-D.F.ジュニア、K.マンテル

12月14日(日)米沢市体育館
▽公式戦
R.木村-D.F.ジュニア
H.マツダ-P.オコーナー
M.井上-K.マンテル
▽タッグマッチ
G.馬場、ザ・デストロイヤー-A.T.ブッチャー、D.L.ジョナサン

12月15日(月)仙台・宮城県スポーツセンター
▽公式戦
G.馬場-J.鶴田
D.F.ジュニア-H.ホフマン
A.T.ブッチャー-D.L.ジョナサン
H.マツダ-ザ・デストロイヤー
▽タッグマッチ
R.木村、M.井上-高千穂、桜田

12月16日(火)長岡市厚生会館
▽公式戦
R.木村-A.T.ブッチャー
M.井上-ザ・デストロイヤー
G.草津-D.L.ジョナサン
▽タッグマッチ
G.馬場、H.マツダ-D.F.ジュニア、J.鶴田

12月17日(水)千葉公園体育館
▽公式戦
G.馬場-R.木村
J.鶴田-A.T.ブッチャー
D.F.ジュニア-D.L.ジョナサン
M.井上-H.マツダ
▽タッグマッチ
D.マードック、K.マンテル-高千穂、クツワダ

12月18日(木)川崎市体育館
▽公式戦
G.馬場-H.ホフマン
J.鶴田-D.F.ジュニア
ザ・デストロイヤー-A.T.ブッチャー
H.マツダ-K.マンテル
▽タッグマッチ
M.井上、G.草津-D.L.ジョナサン、P.オコーナー

12月4日、千葉県・船橋大会で第2弾ジャイアント・シリーズ終了。
12月5日、銀座・東急ホテルにてオープン選手権大会前夜祭が行われた。

そして翌12月6日、東京・足立区体育館でオープン選手権は開幕した。

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