No.77
青柳必笑の竹光飛ばし!WWF「YOKOHAMA MANIA」
WWF「YOKOHAMA MANIA」
1994(平成6)年5月7日 神奈川・横浜アリーナ
同行者=千里眼
仕事定時ダッシュで終わらせて横浜アリーナへ。
なぜか試合順が変わっていて新崎人生の耳なし芳一バージョン(全身に字が書いてある)は見れなかったが
青柳対オーエン・ハートが見れた。
青柳は試合前の居合い抜き失敗して刀すっぽ抜け。大笑い。
そればかりかゴングと同時に歌舞伎で見られる蜘蛛の糸(投げつけるとパァーッと開く)で奇襲。
やりすぎだよ(笑)・・・。
試合はオーエンの意外な異種格闘技戦的強さが発揮されてサソリ固めでギブアップ。
ボブ・バックランドは久しぶりに見たけどアトミックドロップ出ないままにアトム・ボムに首固めでピンフォール負け。
どーなってるの?
(ボブはこの後の名古屋大会では空手家の青柳に首固めでピンフォール負け、いくら青柳の地元だっていっても華持たせすぎ)
ブル中野は受けていたけどA.ブレイズ(メドゥーサ)は日本でジャパン女子の大会に出場していたときの強烈さはなかった。
セミのタッグはビガロが相当天龍を意識していたような雰囲気だったが、
天龍自身は川崎での金網電流爆破マッチでのダメージが大きかったせいか動きが悪くて、ヨコヅナの集中攻撃を食らっていた。
アンダーテイカーはシングルマッチで見たかった。
最後は唐突にステッキで殴られたヨコヅナのフォール負け。
天龍とアンダーテイカーの試合後の固い握手ってのもなんだかなあ・・・。
メインのタイトル戦はお互いたいした大技も出さないのに面白いという職人芸。
点数つけるとしたら並以上だけれどこのところ4・30K-1、5・1新日本、5・5FMWと
それぞれ毛色の変わった濃いーのを立て続けに見てきた自分としては物足りなかった。
今回はプロモーション不足だったらしいから空席も目立ったし、毎年実績を作っていけば違うような気もする。
(1994・0507の日記を元に再構成)
WWF「YOKOHAMA MANIA」
1994(平成6)年5月7日 神奈川・横浜アリーナ
観衆8056人=主催者発表
1.20分1本勝負
○マーテル(逆エビ固め、6:50)123キッド●
2.20分1本勝負
○タタンカ(片エビ固め、7:21)新崎●
3.WWFタッグ戦(60分1本勝負)
○サムゥ、ファトゥ(体固め、12:04)バート、ビリー●
*王者組の防衛。
4.20分1本勝負
○ドインク(片エビ固め、6:46)平井●
5.30分1本勝負
○ブル中野(体固め、9:45)ブレイズ●
6.30分1本勝負
○オーエン・ハート(サソリ固め、6:28)青柳●
7.30分1本勝負
○アトム・ボム(首固め、10:25)バックランド●
8.60分1本勝負
○アンダーテイカー、天龍(体固め、18:17)ビガロ、ヨコヅナ●
9.WWFヘビー級戦(60分1本勝負)
○ブレット・ハート(サソリ固め、17:48)ランディ・サベージ●
*ブレットが防衛に成功。
生観戦記1994に戻る
SAMEDASU扉に戻る