No.404 川田利明、舞台「第7回王立劇場 王立新喜劇 続・コーポからほり303〜今日も危険な上町台地〜」に出演

タイトル通り、ハッスルに出場していた川田利明が吉本新喜劇「第7回王立劇場」の舞台に出演。
脚本が舞台版「ガス人間第1号」の後藤ひろひと氏ということで、
2010年2月6日、品川プリンスホテルのよしもとシアターに行ってまいりました。
舞台は3幕で川田が登場するのは第2幕。
コーポからほりの303号室に住むテレビディレクター夫婦(内場勝則&未知やすえ) を中心に登場人物が入れ替わり立ち替わり
目まぐるしく動いてぞくぞくと騒動が起きるコメディ。

テレビディレクター・内場は川田の学校の先輩という設定。
川田はプロレスラーの役。出演者は全て役名は芸名のまま。

川田はコーポ内の将棋の大会に誘われるが、内場が席をはずして一人になった時、
泥棒と勘違いして背後に忍び寄った大家の嫁(末成由美)に金属の盆で頭を殴られ気絶。
プロレスごっこをしていた大家(池乃めだか)と1階の古物商と(すっちー)、テレビディレクターとの間で
プロレスごっこと将棋大会の話がごっちゃまぜになってしまい
池乃とすっちーはシンやシークみたいな格好で登場。サーベルまで持ってる。
内場は「助っ人を呼んだから、彼に勝ったらわたしとやりましょう」と言う。彼は最後まで将棋のことだと思っている。
気がついた川田は夜に試合の予定があったため記憶が混濁、将棋のことはすっかり忘れてしまう。
で池乃とすっちー二人の前に立つと、二人はプロレスの格好をしているし、プロレスをやるもんだと思ってしまう。

ご丁寧にゴングまで池乃めだかが鳴らして、試合開始?
川田はチョップを胸で受け逆に凄い音のチョップでお返し。
相手のタックルを受け止めてリフティングから場外に落とす振り。
そのままカナディアンバックブリーカーの体制、すっちータップ。
しかし池乃、「まだまだ」とか言って終了のゴングを鳴らさない(笑)。
川田ストレッチプラムを決めて今度こそ決着。
とそこに着替えた内場が戻ってきて「もう決着がついた」と報告を受けると
「じゃあ川田君の挑戦を受けよう、川田君、思いっきり来たまえ」と椅子にすわって言う。
…まだ将棋のことだと思ってる。
そこへ川田が突進してデンジャラスキック、内場椅子から転げ落ちて吹っ飛び幕(笑)。

ハッスルで培った?しゃべりが生きた舞台。
しかし序盤はやや声が響かなかった、これは舞台経験の問題か?それともリングではマイクを使う習慣があるからか?
あとバトルシーン以外でやや芝居特有のおおげさなゼスチャーも足りなかったか。まあこれも経験の問題かと。
もちろん出演者の中ではひときわの巨体で他を圧したことは言うでもないが
(ご存知のように池乃めだかはちっちゃいし、すっちーも小さい方)、
看板技を素人に仕掛けるのはどうかなあ、とも思いました。
ここは普段出さない技、例えば基本的なサーフボードとか、それとも意外なコブラツイストなんかを出せば
プロレス知らない人も見てるわけだからストレッチプラムよりはコブラの方が世間的には技として認知されていると思うのでどうかと。
また川田目当てで見に来たプロレスファン(おいらのことだよ!)にも「川田が意外な技をやった」って喜ばれるのではないか、と思った。

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