「007/ドクター・ノオ」第一作でありさる映画の父。

新品価格
￥2,200から
(2010/9/19 11:18時点)

1962年イギリス
原作：イアン・フレミング
監督：テレンス・ヤング
音楽：モンティ・ノーマン
J.ボンドのテーマ：ジョン・バリー
メインタイトル・デザイン：モーリス・ビンダー

出演・配役
ショーン・コネリー：ジェームズ・ボンド＝007
ウルスラ・アンドレス：ハニー・ライダー
ジョセフ・ワイズマン：ドクター・ノオ
ジャック・ロード：フェリックス・ライター
バーナード・リー：M
ロイス・マクスウェル：ミス・マネーペニー

＜あらすじ＞ジャマイカで活動していた英国諜報部のストラングウェイズとその秘書が殺害される。
彼はロケット妨害電波の調査をしていた。
調査するため007＝ジェームズ・ボンドがジャマイカへ派遣される。
事件の黒幕はクラブ・キーという島にいる謎の中国人ドクター・ノオだった。

アシェット・コレクションズ・ジャパン社のDVD付きの本を購入。
007シリーズ第一作。最初の邦題は「007は殺しの番号」。
名乗り方とか、お好きなカクテルとか、帽子を投げて帽子掛けに掛けるとかそういった設定が出てくる。

ドクター・ノオの手下の教授は毒グモでボンドを殺そうとするが
動物に任せる、っていうのは不確定要素高いんじゃないかなあ。
案の定ボンドはタランチェラが体から降りた隙にベッドの反対側に回りこんでスリッパで叩き殺す。
この時の叩くリズムが劇判とリンクしていて、何度見ても楽しい。

龍がいると噂を流して現地人を近づけさせない島「クラブ・キー」。
テレビ放送時の日本語吹き替えでは「カニが島」と表現されていたのを思い出す。
助手の黒人でクォレルという人物が登場し、龍（実は龍に見せかけた戦車）の火炎で焼き殺されるが、
「死ぬのは奴らだ」ではクォレルJr.が登場する。
ホントにジュニアなのか？親子2代でボンドの味方。

ボンドは監禁されるが通気口から脱出し、技師に変装してチャンスをうかがう。
そして妨害電波が発射される寸前にボンドは原子炉のハンドルをリミット以上に上げて基地の爆発を誘う。
それを見たドクター・ノオとボンドが乱闘。
戦いは冷却プールへ下がる原子炉の上へと移行し、ボンドはノオを置き去りにして炉をよじ登って脱出。
義手のため登れないノオは炉がどんどん下がって溺死？
可哀相な最期です。

そしてこの映画はシリーズの第一作であるほかにそのストーリーラインが偉大な映画に流用された模様。
その映画とは・・・「燃えよドラゴン」。

（09.0720）

参考：ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション11　アシェット・コレクションズ・ジャパン　2009年

偏食ムービーに戻る
目次に戻る
SAMEDASU扉に戻る