「どろろ」

どろろ コレクターズ・エディション [DVD]

新品価格
¥1,380から
(2010/9/19 12:40時点)


2007年「どろろ」製作委員会
原作:手塚治虫
配給:東宝
監督:塩田明彦
音楽:安川午朗、福岡ユタカ
出演・配役
妻夫木聡:百鬼丸
柴咲コウ:どろろ
瑛太:多宝丸
原田美枝子:百合
中井貴一:醍醐景光
原田芳雄:寿海

<あらすじ>天下取りと引き換えに生まれてくる子供の五体を妖怪に与えた醍醐景光。
やがて目も耳も、手も足もない子供が生まれるが、醍醐が「殺せ」といったにもかかわらず
母親は体の不自由な子供をタライに乗せて川に流してしまう。
子供は医者の寿海に拾われやがて成長し、仮の手足、目鼻耳を授かり百鬼丸と名乗って妖怪狩りの旅に出る。

08年8月4日、テレビで見る。
手塚治虫のマンガは大好きだ。
どろろも小さい頃読んだ記憶がある。
テレビアニメも小さい頃見た。まだ白黒だった。
そのアニメのオープニングの主題歌が強烈で
「ほげたらほげたらほげたらぽん、・・・へろへろさむらいへんらへら・・・」ととぼけた意味不明の歌詞が続いた後
「赤い夕日に照り映えて 燃える鎧に燃える馬」といきなり戦国時代を匂わせる歌詞へ変わる。

どろろ Complete BOX [DVD]

新品価格
¥4,875から
(2010/9/19 12:41時点)



で、映画は・・・
百鬼丸の服のデザインが原作とは違うのは大きい、違和感ある。
具体的に言うと、原作の百鬼丸は派手な模様の衣装で短パンみたいなスタイルで足出してるのに映画では長い袴。
妖怪を倒して体の一部が戻るのは原作と同じだが、例えば造りものの足が抜けて本当の足が生えてくるシーンでは造りものの足が消滅するん。
原作ではもう要らないけど今まで世話になったみたいな感じで埋めてたような記憶がありますが(定かでない)。
声もこもりがちに聞こえ妻夫木にシリアスなキャラってのは無理があるような感じがする。

柴崎コウのどろろも悪くないんだけど
いきなり女優がどろろ演じてしまっては最初っからタネ明かしをしてしまったような気もする。
舞台も日本の戦国時代であってそうでないようなイマイチ不明な世界。
妖怪と戦う映像も何か迫力に欠ける。
何だか「隠し砦の三悪人」のリメイクみたいなネオ時代劇風テイストを感じた。
すでに続編の製作が発表されたが、鬼太郎の実写映画が登場した昨今勝ち目あるのかと考えてしまう。

(08.0827)

偏食ムービーに戻る
目次に戻る
SAMEDASU扉に戻る

web拍手 by FC2