そろそろアジサイが見頃になってきたようなので、箱根の阿弥陀寺のアジサイを見て、明神ガ岳を超え、最乗寺のアジサイを見に行こうと思っていました。もう少し楽なコースの、栃木の大平山のアジサイもいいかなとも思っていました。朝起きたら雨が降っていたので、近場のコースに変更しました。武蔵五日市駅から南沢あじさい山へ、そこから金比羅山、小峰公園、弁天山と歩き、最後にサマーランドのあじさい園に寄ってきました。秋川沿いの道を歩いているときに、山の上の方にアナベルではと思われる白いものが見えていました。やっぱり見事なアナベルでした。

イワカガミを見に、初狩駅から滝子山東稜を登って、滝子山南稜を下り笹子駅から帰宅する予定でした。滝子山東稜は地図に登山道が書かれていないルートで、初狩駅４６０ｍから滝子山１６１０ｍへと標高差もあり、おまけに長い尾根、ところどころ何かにつかまらなければ登れないほどの急登、イワカガミの咲く大岩付近の岩場は気をつけないと危ないし、それでも順調に登っていました。歩き始めて３時間、半分も過ぎ鉄塔の下で休憩した時に、夫がリュックに挟んでいたベストがないと言いました。どこで落としたのかわからないし、東稜は下るのも大変なので、頂上をあきらめ１４００ｍの大岩までで引き返し、初狩にベストを探しながら戻ることにしました。帰りに御正人ノタルで出会った方にベストを見ませんでしたかって聞いたら、拾って木の枝にかけたけれど、こんな大変な道戻ってこないだろうと思っていたと言われました。東稜のイワカガミの群落は以前行った滝子山南稜よりもずっとすごくて、残念なことに花は終わっていました。イワカガミが咲いている時に滝子山東稜を再挑戦したいですが、初狩駅から延々と歩くのは大変なので、恵能野川沿いの林道に車で入って東稜尾根途中の鞍吾山に登り、ピストンしようかと思っています。恵能野川の沢沿いの道もあるようなので、回遊もできそうです。