ルー・テーズ 2.昭和37年 日本プロレス 第4回W.リーグ戦
昭和37(1962)年 日本プロレス 第4回W.リーグ戦
【8】4月27日 W.リーグ戦第6戦(途中参加)
神戸市王子体育館
▽60分3本勝負
○L.テーズ、F.ブラッシー、M.シャープ(2-0)力道山、豊登、G.東郷●
1.○ブラッシー(体固め、17:17)東郷●ブラッシーの噛み付きで東郷出血多量のダウン。
2.○テーズ(体固め、14:54)豊登●バックドロップ。
*テレビ観戦していた高齢者が
ブラッシーの噛み付き→東郷の流血という残酷シーンにショックを受け2人死亡し社会問題化した試合。
【9】4月28日 W.リーグ戦第7戦
岡山市津島体育館
▽45分3本勝負
○L.テーズ(2-0)遠藤幸吉●
1.テーズ(脳天逆落としフォール、13:32 )バックドロップ。
2.テーズ(レフェリーストップ、0:44)ネックブリーカー。
*2本目はテーズのサブミッションが炸裂したのか?
【10】4月29日 W.リーグ戦第8戦
広島市民球場
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(体固め、1R3:45)A.スコーラン●
*新聞記事には「ドロップキック、タックルから抱きつくように押し倒してフォール」
とあることからおそらくフライング・ボディシザース・ドロップ。
【11】4月30日 W.リーグ戦第9戦
福岡スポーツセンター
▽60分3本勝負
●L.テーズ、L.ヘニング、B.オースチン(1-2)力道山、豊登、遠藤幸吉○
1.○テーズ(体固め、24:16)遠藤●ボディスラム。
2.●オースチン(体固め、1:36)力道山○ボディスラム。
3.●ヘニング(胴締め、10:00)豊登○ベアハッグ。
【12】5月1日 W.リーグ戦第10戦
山口県小郡電報局横広場特設リング
▽45分3本勝負
○L.テーズ(2-0)大木金太郎●
1.テーズ(脳天逆落としフォール、5:43 )バックドロップ。
2.テーズ(試合放棄)
【13】5月2日 W.リーグ戦第11戦
長崎県営国際体育館
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
△L.テーズ(時間切れ引き分け)D.ハットン△
*ハットンがコブラツイストを仕掛けたが終了のゴング。
【14】5月3日 W.リーグ戦第12戦
鹿児島市県営体育館
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(体固め、1R4:45)猪木寛至●バックドロップ。
【15】5月5日 W.リーグ戦第13戦
熊本市水前寺体育館
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(脳天逆落としフォール、2R2:39)吉村道明●バックドロップ。
【16】5月6日 W.リーグ戦第14戦
小倉市三荻野体育館
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(体固め、2R2:00)遠藤幸吉●
*「タックルから倒して」とあるのでおそらくフライング・ボディシザース・ドロップ。
*5月7日 W.リーグ戦第15戦
都城市中原町市営球場前広場特設リング
*「コンディション調整」のため休場。
*5月8日 W.リーグ戦第16戦
宮崎市県営球場特設リング
*休場。
【17】5月10日 W.リーグ戦第17戦
大阪府立体育会館
▽60分3本勝負
●L.テーズ、L.ヘニング、B.オースチン(0-2)力道山、豊登、G.東郷○
1.●オースチン(カウントアウト、12:52)東郷○
2.●ヘニング(体固め、6:46)力道山○
【18】5月11日 W.リーグ戦第18戦
大阪府立体育会館
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(脳天逆落としフォール、1R4:10)ミスター・アトミック●バックドロップ。
【19】5月13日 W.リーグ戦第19戦
和歌山市住吉町本町公園特設リング
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(体固め、3R0:49)L.ヘニング●
【20】5月14日 W.リーグ戦第20戦
新宮市権現河原特設リング
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(カウントアウトリングアウト、2R1:26)豊登●ドロップキックで場外転落させる。
【21】5月15日 W.リーグ戦第21戦
京都市岡崎勧業会館特設リング
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(反則、2R2:45)M.シャープ●
*シャープがパンチでテーズを場外転落させ、
上がってきたところをキック、
テーズ足がロープに掛かって取れずシャープの反則。
【22】5月16日 W.リーグ戦第22戦
岐阜市岐阜市民センター
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(体固め、2R5:04)D.ハットン●フライング・ボディシザース・ドロップ。
【23】5月17日 W.リーグ戦第23戦
奈良市橿原(かしはら)神宮外苑コロシアム特設リング
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(カウントアウトリングアウト、2R3:30)B.オースチン●
*エアプレーンスピンでリング下に落としドロップキックで追撃、20カウント。
【24】5月18日 W.リーグ戦第24戦
福井市体育館
▽W.リーグ戦公式戦8分3R1本勝負
○L.テーズ(カウントアウト、2R3:36)F.ブラッシー●
*ドロップキックでロープに逆さ吊り。
【25】5月19日 W.リーグ戦第25戦
富山市体育館
▽60分3本勝負
○L.テーズ、L.ヘニング、B.オースチン(2-0)力道山、豊登、遠藤幸吉●
1.○ヘニング(体固め、15:05)遠藤●
2.○外人組(反則、4:51)日本組●
【26】5月21日 W.リーグ戦第26戦
千葉県茂原市富士見公園特設リング
▽45分3本勝負
○L.テーズ(2−0)遠藤幸吉●
1.テーズ(脳天逆落としフォール、7:20)バックドロップ。
2.テーズ(試合放棄)
【27】5月22日 W.リーグ戦第27戦
栃木県宇都宮市スポーツセンター
▽60分3本勝負
○L.テーズ、B.オースチン、デューク・ホフマン(2-1)力道山、豊登、吉村道明○
1.▲外人組(両者カウントアウト両軍リングアウト、8:11)日本組▲
2.○テーズ(体固め、7:15)吉村○バックドロップ。
【28】5月23日 W.リーグ戦第28戦
横浜文化体育館
▽45分3本勝負
○L.テーズ(2−0)吉村道明●
1.テーズ(体固め、9:45)パワーボム。
2.テーズ(試合放棄)
【29】5月25日 W.リーグ戦第29戦(最終戦)
東京体育館
▽第4回W.リーグ戦優勝戦61分3本勝負
●L.テーズ(1-2)力道山○
1.テーズ(エビ固め、12:33)キーロック返し。
2.力道山(体固め、2:13)水平打ち。
3.力道山(体固め、2:49)テーズのドロップキック自爆。
*力道山が4連覇達成。
このシリーズ22試合。
シングル17戦15勝1敗1時間切れ引き分け。
タッグ5戦3勝2敗。
タッグでフォールした数3回、された数0回。
主な特徴。
シングル対戦相手別では
対戦数で遠藤が3回で最多(3勝)、他は吉村2回(2勝)、ハットン2回(1勝1引き分け)。
NWA王座を巡っての因縁浅からぬハットンとは公式戦を2回戦うという珍しい例(引き分けのあと再戦というニュアンス)。
決勝シードの力道山との対戦権を得るための変則リーグ戦のため
外国人側のブラッシー、M.シャープ、オースチンらと対戦しているのが興味深い。
また【14】の対戦相手はもちろん若手時代のアントニオ猪木。
前年のゴッチの成績と比較しても面白い、テーズはゴッチと好勝負を展開した吉村を全く寄せ付けていない。
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