「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
女性への性的暴行について考えさせられる映画。

ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]

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2011年D.フィンチャー監督作品・ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」はこちら

<あらすじ>雑誌「ミレニアム」の編集責任者ミカエル・ブルムクヴィストは
大物実業家の武器密売の記事を書いた件で名誉棄損で告訴され有罪となり、雑誌から離れる。
刑の執行を待つミカエルの許に弁護士から電話があり大物財界人が逢いたいと言っていることを告げる。
大物財界人は約40年前失踪した兄の娘の事件の解明に心血を注いでおり、自分で資料を集めていた。
ミカエルは父がその会社に勤めていた時期があり、小さい頃娘にお守をされたことがあった。
大物財界人はミカエルに事件の調査を依頼する。
弁護士からミカエルの調査を依頼されていたリスペットは
ハッキングしたミカエルのパソコンから娘失踪のデータを見てしまい、
メモされたイニシャルと電話番号の謎を解明する。
そしてリスペットはミカエルにメールでその謎を送る。
ハッキングがわかったミカエルは弁護士の証言を頼りにリスペットを訪ねる。
リスペットは、ミカエルが怒ると思っていたが、ミカエルはリスペットをパートナーに雇う。
謎の解明はさらに続けられ、一族の闇と連続殺人事件が浮かび上がる。
そして失踪した娘は・・・。

'10年7月24日、浅草で見る。スウェーデンが舞台のミステリ小説の映画化。
原題は「女を憎む男」の意味だそう。確か作中でもそういうセリフが。
でも内容は女性への性的暴行、殺人が続き考えさせられてしまう。

ミカエルは見た目平凡な中年男だが、
リスペットは・・・
鼻ピアス2個、1個は真ん中、牛みたい。
黒の皮ジャンにGパン、短髪なので少年のようにも見える、けど女。
脱ぐと背中にドラゴンの刺青。
過去、は不明。回想シーンで少女のリスペットが車中の男(父親?)に油とマッチを投げ
き殺すくシーンがある(註1)。

ミカエルは約40年前失踪した少女を探す依頼を受ける。
その少女は、ミカエルがかつて子供だったころお守をしてもらった「きれいなお姉さん」。
男性なら多くがそういう記憶ってあるのではないか?と思う。
子供の頃遊んでくれたお姉さん、あるいは幼稚園、学校の先生。
その失踪を調べてくれ、と頼まれたら調べる能力があるなしは別としても、
誰でも後ろに引けないのではないか。

依頼者の誕生日に必ず娘は「押し花」をプレゼントしていたものだった。
娘の失踪後も世界中の場所から年に一度、依頼者に娘の名前で押し花が送られてきていた。
依頼者はそれを娘を殺した犯人が送りつけていると思い、心を痛めていた。

ミカエルとリスペットが聴きとり、古い写真の調査などを進めていくうちに
謎のメモが娘が失踪するまでこの街で起こった複数の女性殺人事件と関連性があることを発見する。
そして依頼者の兄弟にナチス崇拝者がいたことがわかり、一族の闇が見え出してくる。

そして娘の失踪の原因も判明し・・・。
この後はなかなか感動する展開。
娘は生きていた。ナチス崇拝者の父と兄の暴力(性的行為を含む)に耐えられなくなり、 父を水死に見せかけて殺し脱走、失踪していたのだった。
オーストラリアで娘(もっとももう年を取っていたが)を発見するミカエル。
そして娘を依頼者の許へ連れてくる。感動の対面。


ミカエルは冒頭の裁判で名誉棄損の罪を着せられ収監されるが、
リスペットが大物実業家の秘密を獄中のミカエルに渡す。
ミカエルはパソコンに向かい出し、大物実業家の闇をさらけ出す文章をまとめる。
出所し雑誌に復帰したミカエルはリヴェンジするかのごとく文章を発表する。

リスペットは保護観察下?に置かれているようで
後見人と名乗る弁護士が出てくる。
前任者は病気で倒れたので後任と名乗るのが来るが、
これがパワハラでリスペットの収入を管理しようとしたり
暴力的なセックスを強要する。
「逆らったら報告書に悪く書く」みたいなことを言ってフェ○○オを強要したり、
手錠で動けなくして尻を掘ったりする。
特権を持つ者が弱者(あるいは女性)を凌辱する嫌悪感が生まれるエピソード。

でリスペットはその後ふいに弁護士を訪れリヴェンジ。
スタンガンで失神させ裸で縛り上げる。
おぞましい落とし前をつける。
張型でケツを掘り返す
先に自分が凌辱されたシーンを実は隠し撮りしていて、そのDVDを見せる
そして報告書には「問題なし」と書くよう、金は自分で管理するよう、要求する
勿論弁護士は要求を飲む
トドメとばかりに弁護士の腹に「私はレイプ魔の変態ブタ野郎です(大意)」と刺青を彫る
このシーンはちょっとおいらにはグロかったです(註2)。

前半少し緩い展開もありましたが後半の謎が謎を呼び
次第に解決されていく展開は見る側がどんどん入っていく感じ。
さすがはベストセラーになったミステリ小説だけのことはある。
スウェーデンの映画だが、ハリウッドでリメイクが決定したという話も。2012年ハリウッド版が公開された。

註1:「2」を見るとつながる重要なシーンでした。
註2:「2」「3」にも影響する重要なシーンでした。
ミレニアム2はこちら
ミレニアム3はこちら

(10.0808)

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2009年スウェーデン、デンマーク、 ドイツ
原作:スティーグ・ラーソン
原題:Man som hatar kvinnor(本当はスウェーデン言語。)
英語タイトル:GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
監督:ニールス・アルデン・オプレウ
製作:ソロン・スターモス
脚本:ニコライ・アーセル、ラスマス・ヘイスターバング
音楽:ヤコブ・グロート

出演:配役
ミカエル・ニクヴィスト:ミカエル・ブルムクヴィスト(雑誌「ミレニアム」の発行責任者)
ノオミ・ラパス:リスベット・サランデル(警備会社ミルトン・セキュリティーの調査員)



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