「壮絶!喧嘩マッチ烈伝」DVD DISC‐2

1.グレート・アントニオvs星野勘太郎、永源遥、木村健吾
◎昭和52年11月8日 松坂市体育館
ハンディキャップマッチ30分1本勝負

G.アントニオのハンデ戦はテレビで見た記憶があるので、多分この試合だと思います
(他に、テレビ放送が始まったばかりで
アントニオが勝利して終了した1対5マッチっていうのも瞬間見ました)。
次々に突進する3人をふっ飛ばすアントニオ。
最後のボディプレスでピクリとも動かない永源、
別な意味でよく頑張ったと思います。

○アントニオ(体固め、2:43)永源●

2.アントニオ猪木vsグレート・アントニオ
◎昭和52年12月8日 蔵前国技館
時間無制限1本勝負


この試合は生観戦しました。→こちら
確かにキレた猪木が蹴り入れておしまいなんですが
よく見てるとアントニオが猪木の背中にパンチを入れた辺りから雰囲気が変わってくるのが見てとれます。
まあシュートマッチとか喧嘩マッチとかよく言われる試合ですが、
ただ「動けないデブをのした」っていう試合です。
でも関節技っていう選択肢も考えづらいし、
打撃によるノックアウトは当然の帰結という感じもしてなりません。

○猪木(KO、3:49)アントニオ●

3.坂口征二、藤波辰巳vsパット・パターソン、グレッグ・バレンタイン
◎昭和54年11月1日 札幌・中島スポーツセンター
45分3本勝負

これはリアルタイムでテレビで見ました。
執拗に4の字固めを狙うパターソンに
「俺だってこのぐらいはできるんだ」っていう
ある意味プライドを感じました。

1.○坂口(体固め、12:31)パターソン●
2.●坂口(レフェリーストップ、6:30)パターソン○
3.●日本組(試合放棄)外人組○
○P.パターソン、G.バレンタイン(2-1)坂口征二、藤波辰巳●

4.ディック・マードックvsアブドーラ・ザ・ブッチャー
◎昭和58年7月7日 大阪府立体育会館
45分1本勝負

これは初めて見ました(またかよ)。
ってか実現していたことさえ記憶になく
千里眼氏に指摘される始末。
このマッチメークが実現したというのは、あの蔵前の出来事を手打ちにすることが目的だったのかも知れません。

(無効試合、6:46)

5.山本小鉄vs上田馬之助
◎昭和53年11月17日 後楽園ホール
プレ日本選手権予選リーグ30分1本勝負

これは生中継をテレビで見ました。
どうなんですかね、場外アタックを自爆した小鉄が上田のビール瓶攻撃?で大流血。
大の字でフォール負けする小鉄。
この試合が開幕戦だったので、小鉄は以後の試合全部不戦敗。
星野とのヤマハ対決も実現せず。

○上田(体固め、2:10)山本●

6.前田日明vs上田馬之助
◎昭和61年6月6日 札幌・中島スポーツセンター
IWGPヘビー級王座決定リーグ戦30分1本勝負

生中継をテレビで見た記憶がありますが、
中継は試合の途中から。

んで中継に入らなかった前半から通して見るとスゴいことになってる。
序盤グランドの関節技合戦で前田の動きを止める上田。
おいらは国際プロレスに前髪を金髪に染めて逆上陸した時が初めて上田の試合を見た時なので
こういう「ガチンコに強い」上田を見るのは初めて。
グランドで腕固め、股裂きで前田をコントロールする上田。
テイクダウンでカニばさみまで見せる上田。
しかし古館アナの実況が始まると途端に前田はキックをぶっ放し、
上田は流血・乱闘・凶器攻撃(笑)。
グランド戦の上田が見られるというのが非常に興味深い。

○前田(反則、5:23)上田●

7.前田日明、木戸修、高田信彦vs長州力、マサ斎藤、ヒロ斎藤
◎昭和62年11月19日 後楽園ホール
60分1本勝負

有名な顔面蹴撃事件。
前田の御小への挑発がものすごく小馬鹿にしているようで、
対する御小がやられっ放しっていうのも何だかな、って感じです。
中盤の攻防でもUWF勢の顔面キックに対処できない状況がよくわかります。
まあ、後ろからの蹴りが顔に入っちゃったのは・・・多分アクシデントです。
それに対して後から「プロレス道にもとる」みたいな発言をした猪木は
「じゃあ自身のG.アントニオ戦は何なのよ」って問われたら何て反論するのか。

○長州(体固め、10:51)高田●

8.北尾光司vsビッグバン・ベイダー
◎平成2年5月28日 大阪府立体育会館
60分1本勝負

もう北尾って新日に順応出来なくって、このころNKホール?で見たタッグマッチでも
パートナーの橋本らに冷たくされていたように記憶してます。
試合はベイダーの猛攻撃に北尾なすすべなし、って感じです。
後年メガネスーパーの会場で見せた?らしい鼻っ柱の強さも出てきませんでした。

○ベイダー(体固め、9:18)北尾●

9.金本浩二、西村修vs山本広吉、小島聡
◎平成4年6月26日 日本武道館
20分1本勝負

天山(当時山本)、小島が細い(笑)。
金本が小島に執拗なキック、パンチ攻撃。

○山本(抱え込み式逆エビ固め、12:33)西村●

10.佐々木健介vs大谷晋二郎
◎平成10年12月23日 後楽園ホール
45分1本勝負

この試合も実況がない。
派手な張り手合戦。
黒いタイツの佐々木健介っていうのも今は懐かしい。

○佐々木(体固め、12:50)大谷●

11.永田裕志vs佐々木健介
◎平成16年1月4日 東京ドーム
30分1本勝負

この試合は生観戦しました。→こちら
ドームのオーロラヴィジョンにダウンした永田が映ると、
頭の下から血がどくどく出てきて丸く溜まってきて・・・。
そのうち佐々木も流血し出して、具合が悪くなったお客さんも出たのでは。
ナガタロックU決めた時はもう両者とも血でどろどろで・・・。
永田も結構血量多いです。

○永田(レフェリー・ストップ、12:10)佐々木●
*ナガタロックU。

12.柴田勝頼vs武蔵(K-1)
◎平成16年5月3日 東京ドーム
異種格闘技戦3分無制限ラウンド

この試合は生観戦しました。→こちら
まあ寝技30秒限定ってルールが相当K-1に対して譲歩しているような感じがして、
当時のK-1と新日本「プロレス」の力関係が見えちゃったような気がして少し悲しい感じがしました。
今見るとこういう試合に駆り出されちゃった柴田も可哀相な気がします。
この後柴田は新日を退団して総合格闘技に活動の拠点を移すのですが、
同じFEG内だったのに例えば「Dynamie!!」でもう一度両者の対戦を実現させる、
ってプランはどこからも意見が出なかったのでしょうか?
それとも当事者のどちらか、あるいは両者が再戦を嫌がったのでしょうか?
そうこうしているうちに武蔵はK-1を引退し、今は実写版「サザエさん」でアナゴさんの役をやってますですハイ・・・。

○武蔵(KO、2R2:00)柴田●


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