梅田英俊の世界 トップページ 最新情報 略 歴 作品紹介 作家より 梅田アトリエ
ナンセンス
25才頃、毎週何十点ものナンセンス作品を描き、新潮社のある編集次長の元へ持ち込んでいた。多忙な氏はその大量作品を当時朝日新聞朝刊に“社会戯評”を連載中の横山泰三先生に見ていただけるようにしてくださった。横山先生はすぐ学芸部長に紹介推薦してくださり、続けて極く有力な方達のバックアップを得ることが出来、即、アサヒグラフの連載が始まった。その連載半年分が翌年受賞した、文芸春秋漫画賞の対象となった。このラッキーで手いっぱいの仕事を抱えるようになり、1コマ漫画全盛時代を全力制作し、12年程が過ぎた。しかし世の中は漫画に本気過ぎるモノなど求めていなかった様だ。ド本気でやった“嘘曼陀羅”シリーズの1作品の内容が、ある強力な方面で大反発され、それが因で私は漫画界での仕事をアッと云う間もなく全面的に失った。
25才からスタートした早川ミステリマガジンの“ミステリ漫画”は現在も連載させていただいており感謝している。あちこちで発表したナンセンス作品は多数だが、一部をまとめて加筆したものを“思索ナンセンス選集2/梅田英俊のナン次元世界”として思索社から出版していただいた(1983年)。
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