梅田英俊の世界 トップページ 最新情報 略 歴 作品紹介 作家より 梅田アトリエ
陶器
形や色、音は無限にあって、それを選択してキャッチし、更に心で限りなく展開させ表現しようとするのがアートだと思うが、誰もが持ち時間が短くてそれ等にほんの僅かしか立ち向かう事が出来ない。私も漫画から始め、イラスト、タブロー、子供達への絵本、版画、絵巻物、陶器、必要なら文章も用いるなど表現手段選びには躊躇せずやってはきたが、その入り口にうろついていて、いずれその辺りで終わるのである。陶器は立体、実在の材料を使って実在するものを制作すると云うことで絵画とは次元的に異なっており、表現方法も格段の多さがあるに違いないと期待しながらやっている。ろくろ制作は如何様に自由発想したつもりでも“円”という範疇にあって、それは発想段階で既に1/∞に可能性を狭めていて多作すればする程、ミクロの違いを差を見つけ合わねばならないので私には向かない。
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